卒論② まだ見ぬ世界へ〜Hope in the darkness〜

善意の搾取

 

私は善意を安売りしすぎた。

 

子供が幼稚園の頃、とあるグループに入っていた。

別にイヤイヤ所属していたつもりもないし、それなりに楽しかった。

でも男しかないのはうちだけで、女子が中心になってきているグループの中で子供が仲間はずれにならないようにと頑張っていたのは事実だ。

 

ハンドメイドが好きだったのでよくヘアアクセサリーなど作ってプレゼントしていた。

私は自分が作ったもので喜んでくれるのはとても嬉しかった。

 

ママさん達にコサージュを作ってプレゼントした。

自分の作ったコサージュをみんなで付けて卒園式に出た事がとても誇らしかった。

 

ある日、そのグループ内の1人にCDを貸した。

 

「え?これ、くれるんじゃないの?」

 

そう言われて愕然とした。

 

私は好意としてやってきたことは

「タダでものをくれる人」

それが当たり前だと周りに思わせて来たんだと知った。

友人とはいえお金をもらうべきだったし、自分も支払うべきだった。

(オーダーされたコサージュについては材料費のみいただくか、資材を本人に買ってきてもらった)

 

数年モヤモヤを抱えたまま過ごしてきたが、一度持った違和感はだんだん大きくなり悩んだ末、私はそのグループを抜けた。

 

その時期は学びの主催者であるMさんと実際に会った時期に重なる。

 

ホロスコープで星読みをしてもらって

 

「あなたに必要のない人達だったんです。追いかける必要もありません」

 

あ、私は間違ってなかったんだ。

これで良かったんだ。

 

私はあの時Mさんに会って、そんな言葉をもらって救われた。

 

子供が大きくなって自分の世界を持ち始めている。

友達は自分で決められる。

遅かれ早かれ親元を巣立っていくものだ。

 

もう私は自分自身の為に付き合う人を選ぶ事を決めた。

 

自分を大切にしよう。

自分の心が豊かでないと家族にも、ましてや他人にも優しくできるわけないのだから。

 

さて

次はブラック企業からの脱出だ。

 

次々と人が辞めていき、どんどん仕事量が増えいる現在、今すぐに辞めることは現実的に無理である。

 

けれどもこれ以上の労働力を搾取されるのはごめんだ。

会社の時間軸に合わせて1年中自分の予定が二の次になってしまうような生活を送っていきたくない。

 

実家に帰省もできない、コンサートは申し込みできる日にちが会議と被りすぎていて殆ど無いってどういうことだ?

 

早朝、深夜、土日祝日も出勤、でも時間外手当は貰えず、その分の時間だけ当月で消化する事を要求される。

業務体制の改善を申し立てても

 

「正社員なら当然だ」

 

と言われる。

そんな会社だからみんな辞めていくんだ。

 

幸運にも今まで私は「ここで働いてみたい」と思ったところで働けている。

働いてみたらブラックだったということもあるのだが、、、

 

自分の使った労力に見合った対価をきちんともらえる仕事がしたい。

 

自分が行きたいところに行けて、やりたい事を我慢しなくていい

 

そんな人生を送りたい

 

半年間の学びは終わってしまったが、私にしたら卒業という感覚では無い。

 

1時限目が終わったばかり。

次は2時限目なのである。

 

ここに今後のやりたい事を挙げておくと

 

ブラック企業からの脱出

•心が弱っている人の力になりたい

 (自分も経験あるし、現在進行形だからわかる部分があると思う)

•ハンドメイド作品の販売してみる

•スピリチュアル系を学ぶ

•自分好みの写真集を作る

•学びのメンバーとコラボした仕事をやる

 

これからどんな風に変化していけるか楽しみである。